2021年11月の求人とアメリカ生活・コロナ状況
2021年11月01日
米政府はアメリカに入国する外国人に対して、11月初旬からワクチン接種の完了を義務付けることを発表をしていましたが、10月25日にホワイトハウスが入国に対する具体的な要件を発表しました。それによると11月8日以降にアメリカに入国する外国人は、「ワクチン接種証明書」と「出発前72時間以内に取得したPCR陰性証明書」の二つを提示する必要があります。これらの証明書は航空会社がチェックインの際に確認をします。ワクチン接種完了者とはワクチン接種後2週間以上経っている方で、詳細は【最新アメリカ入国要件】のページをご確認下さい。
またアメリカでは入国だけではなく、レストランやショッピングモールなど屋内の公共施設に入る際にもワクチン接種証明書の提示が必要な地域が引き続き増えています。ニューヨークやハワイではすでにワクチン接種証明書の提示が義務付けられていますが、ロサンゼルスでも11月4日から屋内の公共施設を利用する際に、ワクチン完了証明を提示することが義務づけられることになりました。
約1億9000万人がワクチン接種を完了しているアメリカでは、企業や学校が従業員や生徒にワクチン接種を義務付けたり、3回目の追加接種や、子供の接種も促進しており、コロナ感染の拡大を防ぐための措置が続けられています。
こうした措置により、10月22日の時点で、カリフォルニア州のコロナ感染死亡率は10万人あたり0.3人となり、全米で最も低い数値となりました。カリフォルニア州は、約1年前の昨年11月にはコロナ感染者数が100万人に達するなど感染者急増の危機に瀕していましたが、様々な政策や対策によりどん底から脱し感染者を抑えることに成功しています。
11月新規求人情報
先月同様に、経済や雇用の回復により、旅行会社やハワイ以外は引き続き求人が増えています。観光業に依存するハワイや、旅行会社の雇用再開は来年以降になりそうです。
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入国やアメリカ国内旅行について
11月7日までにアメリカに入国する方は、出発の72時間以内に受けたPCR陰性証明書のみでアメリカへの入国が可能です。11月8日以降にアメリカに入国する方は、「ワクチン接種証明書」と「出発前72時間以内に取得したPCR陰性証明書」の二つが必要になります。詳細は【最新アメリカ入国要件】のページをご確認下さい。
費用について
引き続き当社では企業から採用オファーをもらい、それを承諾するまで一切費用は発生しませんので、お気軽にお問い合わせや、各求人へ応募をお待ちしてます!
主要都市のワクチン接種率、入国、求人情報
■ロサンゼルス
ワクチン接種率:79.6%
行動の制限:11月4日よりレストラン、バー、ジム、映画館、サロンやショッピングセンターなど室内施設の利用に当たり、ワクチン接種完了証明の提示が義務付けられます。屋外イベントでも1万人以上の参加者、従業員が集まる場合72時間以内に取得したワクチン完了証明書またはコロナ陰性証明書の提示が求められます。
LAでの入国:11月8日より、アメリカに入国する際にはワクチン接種を完了し、「ワクチン接種の証明書」と「出発3日前以内に取得した陰性証明書」の両方を提示する必要があります。LAで入国する場合は、COVID Traveler Formを到着前に提出して下さい。
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■ニューヨーク
ワクチン接種率:87.2%
行動の制限:引き続きレストラン、バー、クラブ、ホテル、ショッピングモールなど室内施設の12歳以上の利用者には、最低でも一度目のワクチンを受けた証明の提示が必要となります。野外イベントでも大勢が集まる場合はワクチン証明やマスクが必要になる場合もあります。
NYでの入国:11月8日より、アメリカに入国する際にはワクチン接種を完了し、「ワクチン接種の証明書」と「出発3日前以内に取得した陰性証明書」の両方を提示する必要があります。
Jビザ求人: 〇食品、アパレル、メーカー、会計、IT、貿易、不動産 △旅行(経験者のみ対象)
■ハワイ
ワクチン接種率:94.1%
行動の制限:11月3日より屋内外でワクチン接種完了証明の提示とマスク着用が義務付けられます。コンサートなど着席イベントでは会場施設100%の収容人数で開催が可能となりますが、飲食提供は不可。また、交流イベントは屋内の場合収容人数の50%の定員人数または最大150人まで、11月24日からは収容人数の50%または300人まで可能となります。野外交流イベントは収容定員の50%または最大500名まで開催が可能で、11月24日からは人数制限なく開催が可能となります。
ハワイでの入国:11月8日より、アメリカに入国する際にはワクチン接種を完了し、「ワクチン接種の証明書」と出発前3日以内に取得した「ハワイ州指定の陰性証明書」の両方を提示する必要があり、指定外の陰性証明書を持参した場合は10日間自己隔離の対象となります。出発前にハワイ州のSafe Travels Programへ登録し、健康状態や渡航情報の申請が義務付けられています。また、陰性証明書と共に宣誓書を事前に印刷・ご記入の上、提出してください。
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